今回のセミナーのコンセプトは単純明確です。

値上げ要求」対応の理解、これだけです。

バイヤーは今、大きな波のうねりに翻弄されています。

日本という狭い空間の中で
毎日一生懸命ストレスを溜めながら生きているサラリーマンが
不平不満をいうのは理解できます。

私も、バイヤーを初めて値上げ要求されたときはそうでした。
コストダウンが当たり前の調達・購買部門にあって、値上げ?!

今、多くのバイヤーは具体的な対処法がわからないから、ストレスに苛まれ、不平不満にまみれているのでしょう。

もっと、シンプルに考えてみたらどうでしょうか?
どうやったら、サプライヤーの値上げ対応に、前向きに対処できるのか。社内や会社の同僚や先輩にはないけれど、たまには社外には当たり前に存在するノウハウに触れてみませんか?

具体的な方法論、解決法が理解できたら、あとは実行のみです。
他人の事など気にならなくなります。

まずは、現状を冷静に見つめ直し
自分自身のノウハウ獲得に時間を使う事が賢い事
だと思います。

そして、サプライヤーの言いなりの中で生きるのではなく
具体的な方法論を身につけて、値上げ要求ばかりの現実に直面しても、自分だけは他のバイヤーにはできない成果をあげる

同時に、サプライヤーとも良好な関係を構築して、本当に取引すべきサプライヤーがおのずとわかります。

具体的な対応方法を知らずに、漫然と強い抗弁ばかりを繰り返すよりも、現状を的確に判断し、現状に則した行動を行った方が、仮に値上げを認めることになっても、長期的には自社にも、そして何より他にも山積する問題の対応を 一生懸命考えることに時間を使った方が得です。

時間

自分自身の時間をもっと大切にしましょう。

時間だけはみな平等に与えられています。

時間だけは、一度使ってしまうと、もう二度と取り戻す事はできないのです。

大切な時間を大切に使って下さい。

私は、サプライヤーから値上げ要求があっても冷静に対処し、厳しい時代にもバイヤーとして成果を獲得する術をもっています。
実際のところ、あなたと同じようにサラリーマンを、
26年間やってきましたので、あなたの気持ちはよくわかります。

具体的な方法論なく働いてきたのも今ではいい思い出です。
本当のところ、サプライヤーからの値上げがイヤでイヤでたまりませんでした。

サプライヤーから値上げ要求されると、他のことを考える余裕はなかったです。

当時、一緒に働いていた同僚などは、現在も同じ状況です。
(何も変わらずに、高圧的なサプライヤー対応に終始している)

私がこうやってセミナーを開催できるのは、経験をノウハウに昇華させ、数多ある実践の場でトライアンドエラーの繰り返しの中で、私自身が限られた時間を大切に使うために、さまざまな方法論を学んできたからだと思います。

48才までサラリーマンをやっていた私ですので、これといってすごい才能がある訳でもありません。

本当に人に自慢できる能力があった訳ではないのです。
世の中には、特別な才能を持って生まれた人は沢山います。

そういう人達は、若いときから芽が出る人が多いです。
しかし、私はそうではありません。

素直+行動

私は普通の人間です。

成功できたのは素直に人の話を聞いてすぐに実行できるタイプだったからだと思います。

それ以外に理由は思い当たりません。
私に才能があったとすれば、もっと早く成功していたはずです。

私は、普通の人間ですが、普通の人よりも少しだけ多目に努力したに過ぎません。

いい換えれば、なんでも簡単に手に入るものはない。
簡単に問題が解決できる魔法のランプはないという事です。

世の中に存在するものにはすべて「価格」があります。
ただで手に入るものは存在しません。

問題解決の最短距離である方法論を手にしたかったら、それだけの努力をする必要があります。

大きなものを手にしたいなら
プライスを最初に支払う必要があるのだと思います。

私の師は、調達・購買部門には居ませんでした。営業部門所属当時の上司から今でも学び続けています。

彼は、一風変わった人間です。
しかし、業務時間のすべてを「どうやって受注を伸ばすか」費やしました。 時間、労力、血、涙を流し、多大なコストを費やして、4万人を超える従業員の中でも屈指のスキルを身に付けました。

営業パーソンとして確固たる地位を築いたのは、師の地道な努力と我慢があったのだと思います。

一度の受注を、さら売上を上げるために徹底的に顧客と良好な関係を構築して活用していました。顧客との良好な関係を、みずからの営業実績に徹底的に使っていました。

顧客との良好な関係とは、目に見えるモノではありません。
本当に価値のあるものは、「もの」ではなく、
情報であり、スキルであり、ノウハウだと知っているからです。

自分自身のスキルが上がり「生きるための知恵」を手に入れたら、
地震が来て、国が失われようと、生きていけるのです。

家族を守ることができるのです。

ここまでの話、理解して頂けたでしょうか?
OKなら、以下を読み進めてください。

 

他の調達・購買部門が短絡的な対応に
終始している今がチャンス!

「値上げ要求を受け入れる/拒否する
以外の選択肢を獲得し有利な交渉を
進める「値上げ要求」対策セミナー」

値上げをチャンスに変革する方法論

                

 

 

 日時:2018年7月17日 (火) 13:00〜17:00
 価格:50,000円(税抜き)
 会場:東京都内
 講師:牧野直哉
 プロフィール:
未来調達研究所株式会社 取締役
神戸大学大学院経営学研究科非常勤講師

1969年東京生まれ 大学卒業
・重工業メーカーで発電プラントの輸出営業を経験後、資材部へ異動し、購買業務に従事。現在に至るサプライヤリレーションの礎を構築(初のサプライヤミーティング開催等)
・外資系機械メーカーで、アジア太平洋地域のサプライチェーン管理を担当。集中購買を徹底しサプライヤー数8割で購入額の9割の購入を実現
・神戸大学ではトップマネジメント講座の調達購買分野を実施
・内閣府防災担当の策定する東日本大震災後の企業/サプライチェーンの防災対策へのアドバイス
 著書:
「調達・購買戦略決定入門」「大震災のとき!企業の調達・購買部門はこう動いた―これからのほんとうのリスクヘッジ」「ほんとうの「調達・購買」実践マニュアル-社内の「まあいいや」業務を変える知識とノウハウ-」「製造業の現場バイヤーが教える! 調達・購買部門の<業務力向上>完全ガイド」(日刊工業新聞社)
「購買・調達の基本と仕組みがよ~くわかる本」
(秀和システム)
  
セミナーに御出席いただければ、
もうサプライヤーの値上げ要求に
うんざりしません。逆にポジティブに前向きに取り組めます。

注意:
このセミナーは、何が何でもサプライヤーの値上げ要求を撤回させる内容ではありません。

サプライヤーの値上げ要求には、QCDを確保するために必要な最低限の内容もあります。では「最低限」をどのように知るのか?

だから、それを知る方法を知りたい人たち。
これまでに一方的な物言いしかできなかったバイヤーが

まず、サプライヤーの値上げ要求へどんな第一声を返すのか。

その後、感情的にならずにビジネスに集中して、大きく成長していく考えのある人のためのものです。

今、私たちの国日本の置かれた
厳しい調達環境をご存じでしょうか


サプライヤーの値上げ要求に苛まれず

口うるさい上司に惑わされず

バイヤーの仕事を好きになって、家族と楽しく暮らしながら、
前向きに働く事ははたして可能なのでしょうか?

もちろん、可能です!

今回のセミナーは、サプライヤーからの値上げ要求対応に関して、その方法をステップバイステップで お話するセミナーです。

あなたが、机をたたくような対応に限界を感じ、短絡的な実践論から抜け出したいなら、 そのためなら、知識を、どん欲に吸収し、がんばる事が出来ると誓うなら、かならず道は開けます!

今、調達・購買部門は残酷です。
しかし、この世界はチャンスに満ちあふれているのです。

普通以下の能力しかなく、サプライヤーの厳しい要求と、値上げ対応方法を知らない上司との間に板挟みになっているのは、あなただけではありません。世の中の99%のバイヤーが同じ境遇にいます。では、私が99%からなぜ抜け出して、こんなセミナーを開催するのでしょうか。

          

「サプライヤーの値上げ要求に対応する方法」
「値上げ要求対応と良好な関係構築を
同時進行させる方法」

私が行ってきたすべてである値上げ要求対応方法をお伝えします。

1. サプライヤーの意図を正しく理解し
2. 主張の妥当性を確認する術を体得し
3. これまでとは違う対処でサプライヤーを遇して
4. バイヤーとしての成果を獲得し
5. 将来必要なスキル構築の実践

これをマスターしてください。

以下は、セミナーの内容のほんの一部です・・・。

 トピック1 
『今、なぜ「値上げ」への準備をしなければならないか』
【本章の概要】:「値上げ要求」を想定しなければならないこれだけの理由
(1) 経済環境要因~円安、原材料市場のトレンド
(2) サプライヤー要因~
        原材料の価格決定はサプライヤーに有利になっている
(3) 経済環境要因~日本が直面する人口問題と価格アップの関係

トピック2 『ほんとうに「値上げ」が必要なのか』
【本章の概要】:原材料費や円高といった価格が上がる「要因」は、どの程度の価格インパクトを生むのか、算出方法と方針決定方法
(1) 値上げの根拠となる原材料及び要因の特定
(2) サプライチェーンの「長さ」よる価格変動の、
   購入価格反映までのタイムラグ
(3) 原材料の割合と、価格変動インパクトの「感度」
(4) 説得力のある適正な値上げ幅を算出する方法

トピック3 『サプライヤーの値上げ本気度を測る』
【本章の概要】:「値上げ」を本気で要求させない取り組み
(1) 値上げ対応プロセスで
   絶対に避けなければならない対処方
(2) 口頭による値上げ意志表示
(3) 文書による値上げ意志表示 1
(4) 文書による値上げ意志表示 2


これで十分でしょうか?
まだまだです。こんな位で満足しないで下さい。
セミナーは「値上げ対応」をここまで突き詰めます。

トピック4 『サプライヤーの本気度別 調達購買部門対処』
【本章の概要】:「値上げ」要求プロセスをコントロールする手段
(1) 値上げ意思の表明前に行っておく準備
(2) 口頭による値上げ意志表示
(3) 文書による値上げ意志表示 1
(4) 文書による値上げ意志表示 2

トピック5『値上げ要求対応の「成果」を獲得し活用する』
【本章の概要】:「値上げ要求対応」を起点にして次のアクションを生みだす
(1)値上げ抑止以外のメリット「情報獲得」に注目する
(2)価格変動要素を明確・注視・対策プロセスの設定
  (社内向け)
(3)社内部門を巻きこんで価格変動の具体的に準備
  (サプライヤー向け)
(4)交渉で得たデータを次の交渉準備に活用する

 

初めてお聞きになる話が多いでしょうし、結構細かい部分で分かりにくいところが多々あるかもしれません。

ですので、当日はその点をクリアにしていき、
確実にセミナーが終わった翌日から、
すぐに新たな値上げ要求対応がスタートできるように
すべてお話していきます。

そのために、事例を用意しました。

どんな場面で値上げが要求されるのか?
サプライヤーはどう考えて値上げしているのか?

調達・購買の現場で起こっている 事例を紹介します。

複雑なことをやろうとせずに、私の話を素直に聞いて行えば、
「今までなんで値上げ要求に翻弄されていたんだろう」
と感じると思います。

値上げ要求は、まず受け止めるのが何より大事です。
まずは現実を直視しましょう。

現実に、まずはシンプルに「なぜ値上げが必要なのか」、サプライヤーの立場に立って考えるのが正解だと私は思います。

そうだったのか
値上げ要求を受け入れたくない本能を、一度理性的に棚上げして考えてみると、さまざまな事実が見えてくるはずです。

セミナーの価格


そして、今回、このセミナーを行うのに際して、費用を考えていたのですが、日本の調達・購買関連のセミナーでも、同じセミナーはありません。希少性=他にはないので、他のセミナーとも価格面で差別化しようかとも思いました。例えば、一般的なセミナー受講費用の倍になる10万円です。

しかし、私自身サラリーマン時代を過ごしてきて、一般的な世間の相場にもっとも敏感なのがバイヤーですよね。10万円あるいはそれ以上の価値は感じていても躊躇する気持ちは理解できます。

そこで・・・

今回セミナーは、50,000円(税抜き)で参加できるようにしました。一般的なセミナー会社開催セミナーと同じ、世間相場です。
しかし、他に類を見ない画期的なセミナーです。

「値上げ要求を受け入れる/拒否する
以外の選択肢を獲得し有利な交渉を進める
「値上げ要求」対策セミナー」

 日時:2018年7月17日 (火)
     13:00〜17:00
 価格:50,000円(税抜き)
 会場:東京都内
 講師:牧野直哉

 

それでは、会場でお会いしましょう。

 

 
 

 

追伸1:

多くのバイヤーは、サプライヤーからの値上げ対応の内容を理解せずに、通り一遍の表面的な対応に終始しています。実は、値上げ要求と言っても、その内容は千差万別です。千差万別とは、要求内容だけではなく、サプライヤーのバイヤー企業に対する姿勢や考え方も如実に反映されます。サプライヤーの真の姿を理解するには、値上げ要求の際のサプライヤーの対応を綿密に分析するのが最も近道です。

確かに、値上げ要求はその言葉を聞いただけで嫌気が差して、モチベーションが高まらないのは、すべてのバイヤーに共通します。なぜなら、バイヤーの本文はコストダウンであるといった考え方が存在するためです。しかし、よくよく考えればコストを下げる取り組みと、値上げを抑制する取り組みは共通点が多いところか、内容的には全く同じ取り組みです。値上げ要求に上手に対処できないバイヤーは、実はコストダウンを苦手にしているバイヤーが多いのです。

この点は、これから調達・購買部門やバイヤーが生き残るために欠かせない視点です。コストダウンを苦手にしている現状そのままにしていては、企業だけではなく調達購買担当者そのものが生き残れないのです。

追伸2:

サプライヤーからの値上げ要求は、サプライヤーの一方的な物言いではありません。値上げ要求の中には、バイヤー企業に対してまっとうな製品を納入しようと心の底から思っているからこそ、値上げ要求を行っている、いうなればバイヤー企業を思って値上げ要求しているサプライヤーも少なからず存在します。

そういったサプライヤーは、バイヤー企業に対する忠誠度も高く、自分たちの事業と、バイヤー企業の事業を重ねて考えている良好な関係性を持っているサプライヤーです。そういったサプライヤーを、感情的に値上げ要求だからと毛嫌いしてしまうのは、ただサプライヤーのモチベーションを減退させてしまいます。

もちろん法外な値上げ要求に対しては、毅然とした対処が必要です。しかし「法外」かどうかを判断するのはバイヤー企業の役割です。そういったプロセスを経なければ、せっかく高いモチベーションを持ってバイヤー企業のために仕事をしてくれているサプライヤーを失うことにもつながる事態なのです。