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あらためて集中購買を考えてみる
志を同じくする仲間と開催している「調達購買 私塾」が8月開催で50回を迎えます。
今回私の講義では「集中購買」を扱います。なぜ、集中購買を扱うのかといえば……
今回講義をおこなうにあたって、集中購買の「定義」を考えてみました。定義を踏まえて、集中購買の種類を分類していくと、いまのところ8種類くらいになります。「いまのところ」とは、これから考えを深めていく過程で、もっと集約されるかもしれないし、逆に増えるかもしれない。まだ思考のまっただ中であるためです。
ただ一つわかったコトがあります。
それは「集中購買に取り組もう」といった言葉遣いは、あまりにも曖昧模糊である点です。そもそも日本語は、主語がなくとも成り立つ言語です。しかし集中購買は、集中の対象がなにかを明確にしなければ、そのあとの行動も決まらないし、求める成果も異なってきます。いままで、自分でもすごく曖昧に「集中購買」を使っていたと感じました。
もう一つ、調達購買の世界で「集中購買」とは、すこし使い古された感がありました。しかし、内容を突き詰めて、具体的な手法を細分化することで、まだまだ活用の路は広がるなと感じています。集中購買なんてわかっていたと思ってましたが、改めて「分かっている」との思い込みは危険ですね。
詳細は、調達購買「私塾」の場でお伝えします。