おわりに

おわりに

私は、この原稿を「一人でも多くのバイヤーに一歩を踏み出してもらいたい」と
いう気持ちから書きました。

その「一歩」とは、もちろん私自身に向けられたものでもあります。今までの常
識的なバイヤー像に目もくれず、全く新しい購買像を創り出してゆく試みを開始し
なければいけません。

その試みをあなたが始めたならば、きっと周りからも賛同者が増えてくるはずで
す。私がこのような活動を始めて驚いたのは、周りの賛同者が思いのほか多かった
ことです。「えっ、みんな同じようなことを考えていたの?」というと、「そうなん
だ」というのです。

文中の章にも書きましたが、何かを勧めるとき、実際に行動を起こしてくれる人
は100人に一人くらいしかいません。もちろん成功していくのはその一人です。今
の行き詰まりから抜け出したいのであれば、是非行動を起こすべきです。

自分を変えようと思えば、バイヤー業を変えようと思えば、組織を変えようと思
えば、やるべきこと・書くべきことは、それこそ無尽にあるはずです。「変えてやろ
う」というのはタダです。お金もかかりません。

想いの発信から変革を起こすことは現在のようなインターネットの進んだ時代で
は以前より容易になっているはずです。私の文章に賛同いただけるのであれば(も
ちろん異論でも)、あなたもネットのようなツールを通じて「真の購買改革」にご協
力をお願いします。

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