グローバル調達の準備で重要なこと

グローバル調達の準備で重要なこと

今、このタイミングはグローバル調達に取り組む大きなチャンスです。しかし、調達購買の取り組みの中でも「グローバル調達」には、ひとつ大きな「困った」特徴があるのです。

「困った」特徴とは、新しいサプライヤーが海外の場合、人にしろモノにしろ、移動コストが国内と比較して多く必要になってくる点です。

グローバル調達の一環として、海外のサプライヤーにリソースを求める場合、先立つ旅費だったり、試作費用だったりが、調達購買部門で予算化しなければなりません。当然、出張に必要な費用は予算化しているでしょうけど、海外サプライヤーになった段階で、1つか2つ、桁を増やさなければならなくなります。

クローバル調達を取り組む場合に、この「予算」がなくて、いきなり頓挫するケースって意外に多い。なので、グローバル調達/海外調達に取り組む場合は、先立つ予算の確保をまず行なうことがとても重要です。この視点は、多くの調達購買部門で、抜け落ちている部分なのです。

予算を費やしてもなお、それだけ大きなメリットを求めるのがグローバル調達なんです。

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