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プレゼンに悩むバイヤー
今日は、偉大なるバイヤーの講演に鞄持ちとしてお供です。そして、並み居る大企業の調達・購買の方のお話を聞くことができました。
常にプレゼンに悩むバイヤーとしては、人のプレゼンを聞くのも楽しみであり、かなり学びが多いですね。
ほんとうの目的は、当然伝えたい内容です。ですが、図形の使い方とか話し方、場の雰囲気への合わせ方とか、そんな部分にも目がいってしまいます。
先日、関西で行なわれたトークライブでは、トークの部分でパワーポイントを使わずに、書画カメラを使って話をしてみました。結果、わかったことは、
・話をする内容の詰めにフォーカスできる(というか、せざるを得ない)
・手書きとは、以外と時間がかかる
の2点です。私は、新入社員の頃のプレゼンにはOHPを使っていました。従い、手書きの時代を経験しているはずですが、久々(確実に10年以上ぶり)にやってみると、これが意外に面倒くさい。私は比較的今でも字を書いていると思っていたのですが、やっぱり人に見ていただく字は気を遣いますね。
話す内容にフォーカスして思ったこと。それは、仮にパワポを使ったとしても、このプロセスは必要なんだ、これまで自分のやっていたプレゼンでのそもそもな部分である内容の詰めの甘さです。この本には、プレゼンテーション作成の極意が書かれています。Youtubeにあるご本人のプレゼンと合わせみると、本は読ませるし、プレゼンは魅せてくれます。本に登場するノウハウにも、パワポの作成は、ほんとうの最後の最後とあります。内容が詰められていない段階では、逆にパワポを開いてはいけないともあります。
プレゼンとは、ビジネスではそんなに特別ではないですね。極論すれば、上司へのちょっとした報告や、部下への指示にしても「相手に自分の伝えたいことを伝える」という意味では同じです。それが話し相手か、聴衆か、いうなれば聞く人数の大小が異なるのみです。話す相手が一人で、同じ環境にいるのであれば、比較的伝えやすいでしょう。でも、最低限の構成への配慮は必要ですね。
日々、人に話をするとき、最近努めて行なっていることは、すこし時間を取ることです。このスピードの時代に!と思われるかもしれないですね。でも、偉大なるリクルーターの性格判断によると、感情で意思決定を行なう私。少しの時間は不可欠になってきています。実際、悶々と考えながらも、少し時間をとることで、回答の方向性が真逆になることもしばしばです。
ただ、所謂プレゼンは悩み続けています。そして今月末にもやらなければ……そしていつの日か、今日偉大なるバイヤーがプレゼンしたその場で、自分が話をできるように、との希望を今日、胸にしました。