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メルマガを読むバイヤー
私が毎週楽しみにしているメルマガがこれ↓
Best-buy ~中国調達の現場から~
第93号 100トンの肥溜めから1gの金をみつけるバイヤー
発行者 Zhen
今週配信の記事に、以下のような内容があった。
先週は、「Made in Chinaは本当に粗悪品か?」と言う論題で投稿した。
150件を越えるコメントを頂いた。
残念ながらコメントの多くは、僕の評論に対するコメントと言うより、
「粗悪なだけでなく危険だ」、「粗悪に決まっている、何を今さら・・・」
と、言った論調に終始した中国製品に対するコメントだった。
コメンテーター(Yahooにリンク)が一般的な日本人の縮図とは思わないが、
このような声が、歴然とした事実として存在していることは、
素直に受けとめなくてはならないと思う。
このメルマガを書いておられるZhenさんは、つくづく素晴らしい方だと思う。配信したメルマガでなく、一方的な中国製品へのコメントを素直に受け止めるのだから。私だったら無理かもしれない。これまでの経験で、明らかに日本メーカーよりも能力の有るメーカーと出会ってきたからだ。
だって、我々日本のメーカーにしても、品質的には千差万別だ。概して良好な品質を保っているメーカーが多いかもしれないが、それも産地偽装や、いろいろ報道されている事を踏まえれば、日本のメーカーというか、サプライヤーだって、日本=高品質を鵜呑みにはできなくなっていると思うのだ。この点については、Zhenさんがメルマガの中で触れられている通り、一概に中国=品質悪でなく、そこへ取り組むバイヤーの機能、生み出す付加価値が非常に重要なものとなる。総論で否定してしまっては、バイヤーの存在価値を否定しているようなものだ。
中国は日本の10倍以上の人口を抱えているといわれる。ってことは、単純に考えて法人数も10倍以上あってもおかしくないわけで、そう単純にはいかないかもしれないが、そりゃ品質面で良好なメーカーから、模倣で粗悪品を作るメーカーまで、いろいろあるでしょう。文化も違って、言葉も違うから、サプライヤー探しなんて困難を極めると思う。でも、だからこそバイヤーの本質が問われるマーケットではないか?と思っている。Zhenさんと比べれば、はじっこの一部をちょっとかじったくらいかもしれないが、中国を一つと捉えることが、一番間違っているように思うのだけどなぁ~
ともあれ、お勧めなメルマガです。