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出張準備をどうするか ２
サプライヤーを訪問する出張は、バイヤー業務でも非常に重要な意味を持ちます。サプライヤーを訪問する意義を考えてみます。
私は過去に一度だけ、実際にサプライヤーを訪問してみたら、その実態が無かったとのなんともお粗末な経験を持っています。訪問先が海外のサプライヤーであり、購入可能性を検証する目的での訪問であったため、笑い話ですみました。しかし、そのサプライヤーを紹介した大手商社は、以降出入り禁止にしました。
そんな経験を持っているからでしょうか。サプライヤー出張のもっとも重要な目的は、サプライヤーの実態確認と考えています。もちろん、ほんとうにサプライヤーが存在して、事業を行なっているかどうかを確認することが目的です、とはしません。そんなことは、日本のサプライヤーでは当たり前だし、千社近いサプライヤー訪問をおこなっても、実態が存在しなかったサプライヤーは１社だけです。したがって、サプライヤー出張の目的は、どんな風に具体的にサプライヤーが存在しているのかを確認する場にしています。その具体性を検証するために活用しているが、Agendaです。
