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私的CPP講座 その四
今年のCPPの受験は今日が最終日。
私もそうだったが、一ヶ月近い試験期間があるので、「できるだけ勉強しよう」というか「できるだけ執行猶予を長くとりたい」というのか、最終日近くに受験者が多くなる傾向にあるようだ。
この時期になって、今更CPP講座でもないだろうと思うので、CPP取得後のことを一つだけ。
昨日下記のような記事を読んだのでご紹介しておく。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080715/165468/
「まずは博士号をとれ」というのはかなり極端な意見で、反発もあると思う。でも実はCPPも同じようなものなのだと思う。
受かったからといって直ちにそれが仕事のパフォーマンスに影響する、というものではない。ペーパー試験である以上、スキルというより知識重視なのだから当然である。
それでもCPPを受験する価値があるのは、バイヤーの世界で必要な知識が殆ど漏れなく体系的に網羅されているからだ。とりあえずこれぐらいはざっと知っていないと、プロフェッショナルバイヤーになるには不十分だからなのだ。
実際にこれぐらい知っていないと、購買ネットワーク会に出て来るような、優秀なバイヤー達とは会話が成立しないと思う。(言過ぎ?)
CPP取得はゴールではなく、出発点に過ぎない。取得した後に、名刺にCPPと名乗ることが恥ずかしくないよう、継続的に知識やスキルの向上をはかる必要があるのだ。