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英語の本を無理して読む
購買関係の本を読むとしたら英語しかない。
多くの購買のプロフェッショナルの話を聞く限り、上記の結論にあたりまし
た。
これは誰も言っていないことなのですが、購買関係であれば英語の本をただ
翻訳して日本に持ってきただけでも立派なコンサルタントが出来上がります。
以前、丸善に入ってきた欧米の専門書を日本の学者が買い占め、それを翻訳
するだけで論文を発表していたという話があります。状況はさほど変わるとこ
ろはありません。
ただ、無理しても英語の本を読めば、その知識を披瀝するだけで日本ではト
ップになることができます。
完全に理解することは必ずしも必要ではありません。日本語の本であっても、
普通の人は無意識に
3割程度しか理解していないといいます。それにわずか2
千円~3千円ですから、安いものです。それで
1割でも理解できていたら十分と考えてよいと思います。その
1割でも海外の先端のランナーたちが考えてい
ることに触れることは刺激になるはずです。
なお、そのような内容を日本語訳し、毎週発行するだけで日本では「その道
のプロ」になってしまいますし、実際そのような方も見受けられます。
Procurementや
Sourcingや
Purchasingなど、様々な用語がありますが、
用語がどうかということは重要ではありません。
無理に横文字を乱発する方もいらっしゃいますが、重要なのは考え方であっ
て用語ではありません。あまり横文字ばかり使用すると確実に周囲が引いてい
きますので注意しましょう。
日本ではあまり進んでいない「購買」という領域でこれほどまでに先端のツ
ールと思考法で解決を導いている姿は一見の価値アリ、です。
劇的な購買になるために
英語で背伸びをしよう