調達人員が注目すべき国をズバリお伝えします

調達人員が注目すべき国をズバリお伝えします

きわめて面白い話を聞きました。某氏はアーティストの楽曲をダウンロード
するビジネスの台頭を20年も前から予期していたというのです。むかしは、
CDで購入するのが当たり前でした。通信速度の遅さもあって、いまのよう
にiPhoneで楽曲をダウンロードするなど想像もつかなかった時代に、
です。

どうやったのか? 歴史から学んだ、といいます。というのも、かつてはL
Pという多くの曲が入った形態が大半でした。しかしそんなに多くの曲は不
要だからとEPというシングル盤ができました。さらに時代はCDに移行し
ます。それでも、CD一枚や、シングルCDで数曲を聴くのもめんどうくさ
い、好きな曲だけ聴きたい。そんなニーズが高まるのは当然だった、と某氏
は語ります。

ところで、戦前に日本でコンサルタント独立ブームがありました。当時は、
コンサルタントではなく「改善士(師)」と呼ばれていました。自分の職業
について歴史を見てみると、面白いことがわかります。戦前のブームのあと、
飽和状態になり、多くの改善士は廃業していきました。

2008年ごろにもおなじくコンサルタント独立ブームがあったのですが、
やはり大半は廃業しています。では戦前に生き残った改善士たちは何をやっ
たのか。これは本題ではありませんので省略します。しかし、私は忠実に過
去の先人たちを真似しています。

さて、これまで、アジア、そして中東など、多くの海外進出ブームがありま
した。ざくっといえば、欧州の国々が資源を求め、そののちに米国が追従し、
中国が通貨力で権力構造を覆そうとする。そんな流れがあったわけです。昨
年は、私はミャンマーに注目せよと、さまざまなメディアで書いています。

ところで、2017年は。ズバリいってしまいますと、ナイジェリアです。
アフリカの国です。きっとここが注目されるでしょう。アフリカのなかでは
すでに南アフリカを抜いています。人口はもはや2億人に近づき、将来は中
国を追い越します。中国は深刻な少子化が避けられず、そのオルタナティヴ
となるのがナイジェリアです。このところ仕事をしていると、同国の名前を
聞くことが多くなりました。

まず電化製品が売れます。自動車が売れます。そこで、販売店、生産所、サ
プライヤが集中するはずです。同国は原油も出ます。残念ながら旅行ガイド
ブックは出ていません。私は2017年に訪問予定です。ミャンマーと同じ
く調査してみる予定です。ぜひみなさんも、2017年の調達先検索にはナ
イジェリアをカードとしてもっておいてください。

調べると、ものすごく面白いですよ!

無料で最強の調達・購買教材を提供していますのでご覧ください

mautic is open source marketing automation