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購買ネットワークに出席するバイヤー
先週の土曜日に、第18回購買ネットワーク会が開催されました。
私はこの会の代表幹事を務めさせていただいており、開催内容についても幹事の皆様と一緒に考えている。開催内容を決める過程も、いろいろな試行錯誤があって、なかなか刺激的な時間であるが、今回の開催内容は、これまでの内容と比較しても、非常に面白い!と声大きくいえる内容なのだ。私は大きな期待を持て会に出席した。
最初にスペシャルトーク。ここ数回継続してご参加頂いている方にお願いしてお話していただいた。お話いただいた方のメーリングリストで流す自己紹介がとっても印象に残っていた方だ。お話の内容も期待通り、とても面白い内容だった。お話いただいた方の孤軍奮闘振りが垣間見えて、でもそんな厳しい状況を楽しんでいるとさえ思える内容。私も頑張らないと~と思える内容だった。
そして同じように期待していたケーススタディ。今回は昨年前半までバイヤーを苦しめた、原材料市況の高騰が、下落局面へと転じ、バイヤーとしての価格交渉方針をどのように立てるか?というもの。まさに自分が今現在行っている仕事について、いろいろな人の意見を聞くことができる!と、かなり前のめりで望んだ。
私が入ったグループでは、サプライヤーとの交渉の論点をできるだけ単純に、シンプルにして望むことにした。いくつかの発注側に有利な論点について、想定問答を行い、交渉を有利に運べるような内容とするような討議結果をもくろんだ。発表の結果は、なかなk賛同を得られなかったが、一つとても嬉しいことがあった。
以前勤めていた会社の同僚とたまたま同じグループになった。入社数年目の伸び盛りで、どのくらい成長しているか?なんてことは期待していなかったのだが、討議の中で、その成長ぶりをうかがう事ができた。この状態なら、もう仕事を任せても大丈夫だなと思わせてくれた。購買ネットワーク会出席とはちょっとズレるが、とても嬉しい意外な収穫だった。
期待して臨んだケーススタディ。各グループの発表内容は、着目するポイントも少しずつ違ってとても興味深いものとなった。中でも、交渉のベンチマークとなる数値が、各グループバラバラだったのが印象的だ。これは、市況変動とこれまでの価格の経緯を踏まえて、ポイントをどこへ置くか?で、結果が変わってくるもの。ってことは、いろいろな視点を持っていれば、金額はどうとでもなることか?とも思えた。われわれの置かれている状況も日々刻々と変化しており、交渉は生き物だなぁ~ってことを改めて実感したのである。
そしてケースを作ってくれた幹事の方からのちょっとした解説もとても参考になる内容だった。自分で一生懸命にいろいろやっているつもりでも、足りなさを指摘される・・・・・・・私にとってこの購買ネットワーク会がとても貴重である理由がここにある。また自分で学ばなきゃいけないことが増えた。これは嬉しいことである。
最後にいつもの懇親会。何でだろう?ってくらいに、酒を酌み交わしながら、まじめに「買うとは?」について話がはずむ。いや~今回もまた面白かった。