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購買ネットワーク会へ出席するバイヤー
先日、初の全国開催と銘打った購買ネットワーク会が開催された。関西と関東の会場で同じコンテンツを使用する初めての試み。ほんとうは、関東と関西の会場を結んで双方向のやりとりをコンテンツに盛り込みたかったのであるが、Ustreamによる一方向の生中継が今のところ精一杯か、との判断。でも、全国と銘打つだけの連帯感を残すことに工夫をする内容となった。全国という言葉に反応したのか、今回は久々にキャンセル待ちもおこなって、まさに満員御礼の一日であった。
今回のテーマは購買戦略。事前に配布されたケースの内容からサプライヤーを決定するのではなく、どういった戦略とするか?を討議。そしてケースの前には、なぜ今バイヤーに戦略が重要なのか?についてのスペシャルトークあり。これは、図らずも1月に開催した「2010年を読み解くバイヤー」とも内容は継続している。我々が安価な人件費を求め、新興国へのモノ・サービスを発注するのと同じように、我々バイヤーの職にしても、いつ新興国のバイヤーに取って代わられる可能性が高くなっていること。いや、もう既にカウントダウンが始まっている。そう遠くない将来に多くのバイヤーが職を失うかもしれない。そういう危機感・問題意識の喚起が一つの目的でもあるのだ。
会場の都合で、関東と関西の参加者数は関東の方が多い。できるだけ出席していただいた皆様には話をする機会を持ってもらおうとすると、どうしても人数の多い関東の方が時間的に厳しくなる。最後ケースの結果を双方で交換して・・・なんて思っていたら、関西のメンバーは懇親会会場へ移動。やはり距離の離れた場所の同時開催にはいろいろな要因を考慮しないと同期化ってできないモノだなぁ~と一つ学びを得る