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防衛庁の調達改革
防衛省が調達改革を開始するという。防衛庁は、防衛品の調達改革を推進するために、民間の有識者を交えた研究会を設置した。調達品単価のアップ対策や修繕費低減のために、調達改革が必須だという。
まず申し上げたい。
私を呼んだほうが良い。一応、調達・購買の領域の人間ですから。
半分冗談、失礼しました。
しかし、この国の政策を見ても、調達品の改善がどの領域でも必須なのだなという感がある。これまでであれば考えられなかったことだ。
しかも、この防衛庁の調達品改革は、さまざまな領域(流通や原価計算、コスト抑制等々)の叡智を集結して推進するという。ということは、まさに調達・購買関係のプロフェッショナルが必要ではないか。
これまで日本では調達・購買という領域は日陰の領域だった。世界には大学に「調達・購買学部」まであるが、日本では浸透度はまだまだだ。
この防衛庁の取り組みが功を奏せば世間的な注目もあがっていくに違いない。その意味でも、この防衛庁の調達改革には否が応でも注目せざるを得ない。
年末になると「予算が余ったから、何でもいいから使ってしまえ」という役所もまだまだあると聞く。しかし、一部ではこれと異なった動きも出始めている。
そこでもう一言を申し上げたい。
ねえ、防衛庁さん、無料でも大丈夫ですから私を呼んでみませんか。その類の調達・購買経験ありです、私。
あ、すみません、何度も。
でも、これはけっこう本気なのだ。