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自分の力量に合わせた仕事を求めるのが二流。
卓越した仕事に合わせて自分の力量を伸ばすのが一流。
「自分には、この仕事はできません」というひとがいます。しかし、上司もバカではないので、「創意工夫と努力を重ねればできるだろう」と思っているわけです。
しかし、それがなかなかわからない。おそらく何度かこのテの発言をしてしまうひとには挑戦的な仕事はやってこないでしょう。そのくせに「仕事は退屈だ」とか「自己実現ができない」とかいうので始末におえません。あるひとは講演で、聴衆にこう問いかけました。「いまの世の中でもっとも稼げる仕事はなんでしょうか?」。答えは「思考すること」でした。まずは自分なりに考えてみる。そして、自分の枠を超えることができないか、少しでも現状を変えられないか。
こういった思考訓練こそが、何よりも収入をもたらすというのです。なるほど、と私は思いました。あるひとは、このことを戦闘思考力と呼びました。思考力は鍛えるほど伸びます。
松下幸之助さんも「3%のコスト削減は難しいが、3割のコスト削減ならできる」といいました。常識を超え、ゼロベースで未知なる道を切り拓いていく。「自分の力量に合わせた仕事を求めるのが二流。卓越した仕事に合わせて自分の力量を伸ばすのが一流」です。そして何より考え続けることに、その肝要があります。