7-(2) Win-Winの結果を意識する<基礎知識>

7-(2) Win-Winの結果を意識する<基礎知識>

Win-Winとは「自分も勝つ(Win)し、相手も勝つ」ということです。調達における分かりやすいWin-Winは「バイヤーは安い製品を調達できて嬉しい。サプライヤーも十分な利益を確保できる」というものでしょう。

あえて、分類すると下記のようになります。

(1) Win-Win・・・お互いに利益をもたらす

(2) Win-Lose・・・バイヤーは利益を得るが、サプライヤーは損失被る

(3) Lose-Win・・・バイヤーは損失被るが、サプライヤーは利益を得る

(4) Lose-Lose・・・お互いが損失を被る

(5) 取引しない

かつて、調達・購買分野においては(2)(3)の「こちらが勝つか、向こうが勝つか」というゼロサムゲームのように考えられてきた面があります。こちらが言いくるめて値引きさせるか、あちらから高く売りつけられるか。そういう関係のみで考えている人はいまでもたくさいいます。

しかし、(2)(3)の図式だけではなく、(1)のWin-Winを目指すことは長期的に両社の利益となります。

また、忘れてはいけないことは、(1)Win-Winになりそうになければ、そもそも取引関係を結ばない、(5)という選択肢があるということです。

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