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評判になる仕事をする
日本型組織の弱点として、「各個人の仕事上の役割が明確ではない」というも
のがあります。それは私も認めますが、利点もあります。
それは、やり方しだいでは他の人の仕事も経験できるということです。間違
いなく、仕事で評判になれば他人の仕事であってもそのバイヤーに依頼がいく
ようになります。
そして、おそらく評判のいい仕事とは「速さ」において他にありません。ク
イックレスポンスです。
7割の出来でも、
6割の出来でも、速く返信する人に
勝るものはありません。
圧倒的な才能がない人は、どうしても量で普通の人たちに勝るしかないから
です。
コストに関する質問、デリバリー、新しい見積依頼、などなど、即答すべき
問題は目の前に転がっています。それらを全て超高速でこなすだけです。
そうこうしているうちに社内の他部門から声がかかるようになります。場合
によっては社外からも声がかかるようになります。
「仕事で好きなことをしたい」という願望が誰にでもありますが、本当に「好
き」なことの仕事の依頼が山のように押し寄せたときに、それを乗り越える基
礎体力がついていなければもうその仕事を頼まれることはありません。またこ
れまでの日常に戻っていくだけです。
だから、目の前の業務をこなすのは将来に向けたストレッチです。そうこう
していると、次々に仕事の依頼が舞い込むはずです。それをこなすと、さらに
重い負荷がかかってくるはずです。
そうやって、次々に降りかかる業務にもがいていかなければいけません。そ
れをもこなすと、さらに重い業務が降りかかってきます。
購買とはそのようにして、上に登るゲームだからです。
劇的な購買になるために
評判をよくして将来のストレッチをしよう