「じゃぁどうしましょう?」ではなく「私としては~」

「じゃぁどうしましょう?」ではなく「私としては~」

報連相(ホウレンソウ)、という言葉があります。
報告・連絡・相談、この三つを常に上司に対してやりなさい、という教えです。
この言葉について反論はありません。
しかし、購買業をやるのであれば、ホウレンソウではなく、ホウレンソウテイが
必要ではないでしょうか?
報告・連絡・相談・提案です。
極論を言うと、「売る」ことには理由はいりませんが、「買う」ということに
は理由が必要だからです。
売り上げはどこの客先であっても嬉しいものです。しかし、買うとなれば、
なぜそこから購入する必要があるのかを明確にするべきだからです。
バイヤーは常に「~です。そこで私としては~」という「私の意志」を持っ

ておかねばなりません。
提案とセットで業務をまわしていかねばなりません。
バイヤーはよく「あんまりやりたいこともやれないし・・・」と自嘲気味に

なってしまうことがよくあります。
でも、そういうときに「じゃぁ、何をやりたいの?」と訊き返してみても、
即答できる人はほとんどいません。
自分がやりたいこともないのに、楽しい仕事があちらから突然現れるなどと

いうことはありえないからです。
でも心配はありません。
無から有を望むのではなく、選択肢をあらかじめ自分で用意して行って、そ

の上で周りの人々に相談する――このことを意識し実行するだけで、すぐに自
己革命が起きるからです。
劇的な購買になるために

「こうやりたいんだっ」と周りに言ってみる

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