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仕事は8時間せず、2時間を目指す
多くの人に仕事を頼むたび、「忙しいんで」という発言をよく聞きます。
設計者からも、サプライヤーからも、同じ購買内でもそのような内容を言わ
れ、仕事が遅延していくことがよくあります。
おそらく「忙しい」ということで、自身がどれだけ量を抱えているか半ば自
慢したい気持ちがここには見て取れます。
しかし、ほとんどの場合これは逆効果です。
これからは「普通の人だったらこれだけかかるところを、自分だったらこん
なに早くできますよ」とアピールせねばなりません。
しかも、今の時代はITがこれだけ普及してきているのですから、2時間あ
れば相当なことができるはずです。
見積り依頼や納期フォロー業務は、マクロ処理でほとんど自動化できます。
マクロ処理とはVBAを使った簡単なプログラムで、決して難しくありません。
どんな人でも、専門書を2冊ほど読めば1週間ほどでマスターできます。
加えて、サプライヤーとの交渉時に、本当の「交渉」の時間はどれくらいでしょうか?
ほとんどが雑談や無関係のことが主なはずです。
こういうところを削れば、時間は余ります。むしろ交渉などほとんどせず、
メールで済ますことができると分かるでしょう。
メールでは想いが伝わらないという人は、メールの書き方を知らない場合がほとんどです。
そして、最大の仕事短縮手法は「仕事をしない」ということです。
これは、極論を言っています。ですが、本質的です。
9割とも言われる資料作りを極力なくしていくこと。非生産的な業務を意識
して排除することにより、徹底的なスピードアップをはかるのです。
劇的な購買になるために
スピードによって他社を圧倒しよう