絶対必達マインドの作り方

絶対必達マインドの作り方

早稲田大学教授の話だったはずです。「踊るとかならず雨が降るアフリカ部
族」がいると聞きました。そんな非科学的な! でも、調査に行くとほんと
うでした。なぜなら、その部族は雨が降るまでずっと踊るからです。

馬鹿げているかもしれませんが、私はここに一つの真実を見ます。というの
も、昔から「成功するまで挑戦すれば成功する」とは、たったひとつの真理
と思うからです。結果が出るまで踊る阿呆は、かならず成果を手にします。
そうすると、阿呆は、成功者と呼ばれます。

調達・購買改革も同じではないでしょうか。きっと、途中であきらめたら
「頓挫」と言われ、最後までやりとげたら「成功」なのです。組織だけでは
なく、個人の取り組みも同じでしょう。「絶対必達マインドの作り方」は、
単純にいえば、「必達するまでやる」のであり、それ以外ではありません。

ところで、みなさん、実例をお見せします。

「いまのところ99.80%」

これは、何の数字だと思いますか? 0.2%足りない。

「いまのところ99.80%」





まあ、おわかりにならないですよね。

実はこの数字は、弊社が今年度に立てた売上高計画の達成状況です。そりゃ、
大きくはありません。たとえば突然テレビ出演が決まれば達成してしまう可
能性もあります。しかし、です。計画は計画です。大きな金額ではなくても、
計画金額未達をバカにはできません。

弊社は12月締め。決算は12月までを集計します。運良く、多くの日は予定で
埋まっています。この金額を「埋まっていない数日」のみを使って達成せね
ばなりません。達成できるかが、来期以降を気持よくスタートさせる肝要だ
からです。

そこで、どうしても、達成の必要があります。

馬鹿げていますが、計画したからこそ「やってやろう!」と思うものなのです。
計画はときに適当です。しかし、その適当な計画であっても、「必達するぞ!」
と決める覚悟が重要です。この考えは、プラスの面とマイナスの面(精神的に
ツライ)があります。ただ、それでもなお、私はプラスの面を強調したいので
す。

ギリギリまで粘って、なんとか達成できるように考慮する。おそらく、ここに
工夫や創意や、火事場の馬鹿力も出る理由なのでしょうね。

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