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不得手に悩むバイヤー
ネットで工場監査に関する資料を調べていたら、
「30分でできる工場監査」
なんて資料を見つけた。どんなもんなんだろ?と見てみると、チェックする項目、それぞれの詳細を体系化して、複数人で見るといった内容。チェックする項目は、わかってはいる内容だけど、ちゃんと明文化されている資料はなかったのでとても参考になった。30分とは、まぁ複数でやれば・・・・・・と思ったが、それも一つの手段だなとも思った。
そんな資料を読み進めていると、ん?!。これは元々日本で行われていたことで、それを論理的にまとめて体系化しただけじゃないか!ってことが判明。ちなみにその資料は、入手に結構な金額の対価を払う必要がある。まとめて体系化への報酬である。
バブル崩壊以降の失われた10年は、経済的に停滞していただけでなく、それまでの日本的な価値観が徹底的に否定された10年ではなかったかと思う。次から次に世に送り出される三文字マネジメントや、日本的経営の否定により、終身雇用や年功序列が否定され、成果主義が台頭した。でも、三文字マネジメントにしても、よくよく考えてみれば、ものづくりの側面に関して、日本では暗黙知として一般的だった内容も多いのではないか?と思う。ただ日本人には当たり前と思っても、それを体系化してロジカルに語れば、お金に変るわけだ。
こんな事を言っている私自身も、論理的に物事を考えることが苦手だし、嫌いだ。どっちかと言えば、直感的、感覚的に物事を捉えてしまう。論理的に考えるなんて・・・・・・と目を背けがちになる。でもそういうことに目を向けて取り組んでいかないと成長はないんだよな~と思うに到っている。やっぱ成長は楽しちゃできない。
さ、頑張ろうっと。