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日本の過去100年を知る
今年の3月に最新版(第6版)として発行されたこの本。歴史を「数字」でみるという視点が面白くて、今回3回目の購入。
例えば、こんなページを読んでみるとなかなか興味深い
第9章 物価・財政・金融
例えば、国内企業物価指数の推移を見ていると、こんなことがわかります。私は機械部品のバイヤーをしているので、鉄鋼・非鉄・金属製品の1960年からの指数の推移を参照してみます。
・鉄鋼製品は、2010年を100としたとき、1999年には65.1
・1990年代と、1980年代では、明らかに1980年代の材料費は高かった
ページをめくる度に「へぇ~」とか、「そうなんだ」と、自分の思い込みを訂正されます。これがとっても重要で、数字の説得力を改めて理解するのです。ただ、統計の取り方によって、導かれる数値も異なるので、自分の意識と異なっていたときは、算出方法まで確認します。五百数十ページ、情報量満載です!