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バイヤー的情報力とは
バイヤーだけでなく、ビジネスパーソンであれば、日々情報収集を怠ることなく、得られた情報を活用して、常に最良の意志決定を行なわなければなりません。
例えば、情報収集でもっとも重要なポイントって分かりますか?
情報を得るためには、対価が必要であるといったあたりまえの話です。
しかし、ここで述べる「対価」とは、なにもなんでもかんでも入手する情報に、費用をかけるとの意味ではありません。例えば、サプライヤーの営業パーソンとの商談でも、バイヤーとセールスパーソンの労務費を発生させています。新聞だって、百数十円のコストが必要ですね。インターネット上のホームページを閲覧するのでも、通信料や読む時間がコスト換算可能です。
そして断片的に入手した情報は、整理して再構築する内的な作業が発生します。こういった作業にもコストは発生します。ただ、ここまでご紹介した費用は、普段強く意識していない費用です。しかし、どんな類いの情報であれ、相応の対価=コストが発生している事実は、忘れてはなりません。
コストを発生させているということは、それなりのリターンが必要になるのです。こういった意識を持っていれば、漫然とネットサーフィンを業務時間中にはできないと思いませんか。