値上げ問題の本質

値上げ問題の本質

調達購買部門に勤務していると「値上げ」は、ほんとうに止めて欲しいと思うし、もっとも対応に苦慮するサプライヤーからの申し出です。

値上げ対応でもっとも必要性の高い対処とは、どのようなものでしょうか?

一つあげるのであれば、バイヤーの能動的な対処です。

値上げ要請を無視するのでなく、要請内容を社内の関係者にも展開して、値上げ理由を的確に判断して、対処方法を導くためには、セルフスタートな対応が必要です。値上げ対応は、できる事なら回避したいのが本音です。しかし、回避にも積極的に対処しなければ、最後はサプライヤーの言いなりになってしまいます。

最近、マスコミ報道にも食料品の値上げやら、ガソリン代の高止まりが話題になっています。そういった一般消費者向けの製品は、販売者との交渉は難しい。しかし、調達購買部門に勤務するバイヤーであれば、購入価格をコントロールして、少しでも自分の有利な金額にしなければなりません。そのためには、現在のような値上げ局面においても、どこかに値上げを抑制する、もしくは回避するネタを探すのがバイヤーの使命です。

私も日々、値上げへの対処を行なっています。サプライヤーからの具体的な申し出がなくても、毎日なにか購入側に有利なネタを探しています。私が書いている有料マガジンでは、そういったノウハウもお伝えしています。購読後1ヶ月間は無料です。

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