「現代日本の問題集」

「現代日本の問題集」

「現代日本の問題集」「情報系 これがニュースだ」「急がば疑え!」読了。いずれも先日紹介した日垣隆氏の著書である。宣言通り、近所の古本屋で手に入る彼の著書を、いっきに読んでみた。
いずれも論理展開がしっかりしているため、私には非常に読みやすい。一度あつかった題材は、基本的に繰り返し扱わないとどこかに書いてあった割に、精神障害犯罪者を題材にしたものが多いことだけが、気になるところではある。
さて、「現代日本の問題集」は坂口さんのおすすめということで、買ってきたもの。第六章の「フリーエージェント社会へ」はたった十ページだが、説得力がある。坂口さんがそれを実践しているのを見ているせいかもしれないが。
続いて「マインドマップ読書術」読了。松山真之助氏の著書である。確かに漫然と読んだ本の内容を覚えておくのはまず無理である。それを避けるためにも、マインドマップを活用するのは確かに効果的であると思う。
しかし、何よりもやはり「アウトプットを前提にした、インプット」というのは大事なのだ。自分の経験からそれは間違いないと思っていて、昨年末の購買ネットワーク会でもプレゼンしたのだが、いろいろな方がそれに気づいて実践しているということには勇気づけられる。
本の内容から一つ心にのこる言葉を引用してみることにしたい。
「ところが、そこで私も、と実際に行動を起こす人は案外少ないのです。ほんのちょっとしたことなのに、それを「やってみる」人と「ただ感心するだけの」人がいるのです。そして圧倒的に後者が多い。まずはなんでもやってみることです。」
そう、なんでも実践してみよう!

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