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バイヤーを見る目
株主総会が終わり、CPOが交代したので購買担当マネージャーを集めて、顔合わせが行われた。末席ながら私も同席。
新しいCPOは営業出身。当然若い頃からバイヤーと接する機会が多かった訳で、独自のバイヤー観を持っている。開発や営業にもっと購買側からの情報を入れるべきという意見には、非常に説得力を感じた。
ちょっとがっかりしたこともある。「ここ数年の購買部門は非常に評価している。じゃあその前はどうだったかというと全く評価していなかった。皆、購買マンを見ると「そのワイシャツも業者にもらったの?」「購買にいると醤油なんて買わなくてもいいんだよね?」などと言っていた。」と言われたことだ。
実情はともかく、私の会社の購買部門はそのように見られていた(今でも?)ということだ。そしてCPOは営業時代に実際、客先の購買にひどいバイヤーがいたことも知っているのだ。
これじゃ、購買部門は前近代的であると言われても仕方がない。まだそんな風に見られているというのが実情なのだ。
自己紹介をする時間もあったので、購買ネットワーク会のこともアピールしたのだが、あとから先輩に「いっそのことCPOを連れてったら?」と言われた。それも良いかもしれないなあ。